[もも]

 パッチリとした眼でこっちの眼をじっと見詰めて、決して眼を逸らそうとはしない新人M女ももさん(28歳)。
今も並行して看護士をやっているという、やや太めチックだけどスッキリとした顔立ちの美人さんだ。
仕事柄で人に浣腸したりカテーテル挿入したりはあるけど、自分は未体験、それで自分もやってもらいたくなって...、というのとはちょっと違うみたい。

 彼女がSMのこういう世界を知ったのは20歳の頃。
でもその頃は縛りってちょっと綺麗かなとは思ったりしたものの、特に何かされたいとか思ったわけでもないらしい。
何しろその当時は処女。
今では珍しい「結婚まではとっておきたい」って考えていたタイプ。
23歳の時、結局は別れちゃうんだけど結婚してもいいかなって思った彼氏が出来て初体験。
それでようやく性に目覚める。
しかしSMは、まだ遠い世界だった。

彼女が変わったのは1年ほど前。
ちょっとマニアックな人と知り合って、縛られたりローソク使われたり、そしてある時はその男の仲間内に輪姦されたり...。

「でもそれがトラウマになるどころか、それっきり別れちゃったんですけど、 何かもっとされてみたいって気持ちの方が強くて、だんだん渇望するようになっちゃって...。 パンパンにしたのはその時以来です」

 彼女、性の目覚めが遅かったとはいえ、幼稚園の時には車の背凭れに股間を押し付けて無自覚にオナニーしていたとか、 性欲自体は身体つきからしてももともと旺盛だったのだ。
看護士でフラワーアレンジメントが好きな、一見繊細でもある惚れちゃいたいくらい感じのいい美人さん。
だけど、入店してまだ1ヶ月も経っていないというのに、縛りが気持ちいいとかAFでだんだん気持ちいいのがわかってきたとか、 何かおねだりじみたことを言うようにもなってきたんだす。


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