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イクいこ.com
あまりにも壮絶!!
(松坂屋裏の通り)
営業:12時〜19時(土日祝は17時)まで
電話:03-5568-1233
URL:http://www.vanilla-gallery.com
さて、今回3月3日〜15日通しで行われる展示は、絶体絶命の死線を越えて現在を生きる写真家・模造人体愛好家 = 兵頭喜貴氏の、
ラブドールを被写体とした個展(「さらば金剛寺ハルナとその姉妹ー愛の玩具達」。
会期中、都築響一氏とのトークショーも3月8日、17時に予定されている。詳細はHP参照)と、その隣の展示室で、ぴんから体操氏の個展「妄想芸術劇場2」が組まれている。
エロスに興味がある人なら、これを機にぜひヴァニラ画廊へ、そしてファンに。
かくいう私も、オープン当初こそ物珍しさから足を運んでいたものの、今や時代の証人気分。
そう、10年余の蓄積を経て、いつの間にか現在のエロスの様相・動向を目撃したことのいちいちが心に刻まれ、
ヴァニラ画廊はエロスを語る上で欠かすことの出来ない存在と化していたのだ。
エロスとフェティッシュの世界へようこそ!
(松坂屋裏の通り)
営業:12時〜19時(土日祝は17時)まで
電話:03-5568-1233
URL:http://www.vanilla-gallery.com
展示していたのは、国際ファンタスティック映画祭で各賞受賞したことのある映画監督でもある二階健さんの童話「グリム」に挑戦した妖しげな写真作品群。 思わず「ご婦人方」と呟いてしまったのは、ドレス姿やアールヌボー風の奇抜な優雅な洋装をした女性などが目を引いたからだ。
そう、ここは普通の画廊とは一線を画している。
小学生の頃から緊縛写真に胸をときめかせ、現在、各方面で幅広く活躍なっているマニアでもある方が、6年前に「エロスとフェティッシュ」をコンセプトに開いたという画廊。
絵画の展示ばかりでなく、6年前のオープンセレモニーは緊縛師・故明智伝鬼さんの緊縛ショーだったし、種々のイベントなども催してエロスのファン達を魅了してきたのだ。
伊藤晴雨さんの遺作展、山口椿さんの個展から、伊藤文學さんのゲイ関係の総合展、オリエント工業の「ダッチワイフからラブドールへ」展など、様々な企画があって目が離せない。
パリで開いた「現代日本のエロティックアート展」の凱旋展覧会なども催してきた。
序に言えば、銀座の少し離れたところに、『ヴァニラマニア』(03-3571-3337)という文藝ガールズバーなるものも去年から始めている。
エロティシズムに興味を持つ画家や文筆家の卵の女の子達と気楽に談笑できる店。
作家やマスコミ関係者などのファンもけっこう足繁く通っているようだ。
いずれにしても、妖しい世界に足を踏み入れたかったら、ここから...!
人造乙女博覧会(5月15日迄)
(松坂屋裏の通り)
営業:12時〜19時(土日祝は17時)まで
料金:「人造博覧会」は5月15日迄で入場料500円
電話:03-5568-1233
URL:http://www.vanilla-gallery.com
女性美を極限まで追求した一種の芸術であるとも、性の実用品として命をふきこまれた人造乙女とも言われたドール達が、あれからいかなる進化を遂げたか...。
「人に限りなく近付きながらも人には決して宿らぬ不思議な魅力を持った乙女たちの、いまと今後に是非ご注目頂きたい」が今回のコンセプトですが...。
いや〜、難しいことはどうでもよろし。 ビニール製の安ダッチワイフだったら見たことあるとか、南極へ密かに持っていったというダッチワイフの話なら聞いたことがあるとか、マネキンだけど古いスウェーデン映画「沈黙の歓び」懐かしいなとか...、まあ、そんな人も是非この展示会覗いてごらん。恐らくビックリすると思う。というより、ハっとして息が止まってしまうか。
最近のラブドール、もちろん値段は目が飛び出るほど高いんだけど、そのくらい「先端技術と高い芸術的感性」を駆使して作ってあって、それはそれは感動もの。
GWに遠出の予定がない人なんか、懐かしの「銀ブラ」でもやって序に覗いてみては。ドールに恋しちゃっても知らないけどね。
ところでこの「ヴァニラ画廊」、エロティックな写真や絵画から、ゲイ、SM関連の個展・イベントまで、いつも楽しい催しがぎっしりと組まれている。
やや鼻の長い人からエロスに興味のあるクリエイティブな人まで知ってて損はない、ある意味日本で唯一の専門画廊です。