
「性のコレクションを見に行こう!」
宇都宮・性の博物館『性神の館』
国内外の貴重なコレクションがいっぱい!
7、8年前に訪れた時には、まさに「知る人ぞ知る」といった感じの一部民俗学者・研究家やマニアの人達だけの内輪めいた博物館といった様相だったけど、 今はネットが普及して、老若男女、日光や鬼怒川への行き帰りに寄ったりするグループやカップルなどがかなり増えているそうだ。
日本には残念ながら中国や韓国などのように国立・公立の性の博物館はないけれど、伊豆の下田や宇和島をはじめ全国に幾つか、
日本・世界の陰陽神・陰陽石から秘画・春画、江戸時代の性具までを展示した個人の博物館がある。
かなり系統だった研究の跡が見られる所から、単にコレクションを並べただけの所とか、特色・温度差はいろいろだけど、ここ『性神の館』は、 2代目館長の大岡さんがこうした取り組みに熱心な人で、今も国内外へ視察収集に出かけたりして質の高い展示を誇っている。

場所:(車)日光宇都宮道路、徳次郎(とくじら)。出口を降りて正面。
(バス)JR宇都宮駅からバス8番乗場。日光行他、中徳次郎降(約40分)
営業:開館10時〜18時。火曜日休館
料金:入館料1000円
電話:028-665-3206
URL:http://www.seishinnoyakata.co.jp
宇都宮市の外れ、日光街道近くの田畑が広がっている長閑な地帯の一角にひっそりと佇んでいる『性神の館』。(バス)JR宇都宮駅からバス8番乗場。日光行他、中徳次郎降(約40分)
営業:開館10時〜18時。火曜日休館
料金:入館料1000円
電話:028-665-3206
URL:http://www.seishinnoyakata.co.jp
7、8年前に訪れた時には、まさに「知る人ぞ知る」といった感じの一部民俗学者・研究家やマニアの人達だけの内輪めいた博物館といった様相だったけど、 今はネットが普及して、老若男女、日光や鬼怒川への行き帰りに寄ったりするグループやカップルなどがかなり増えているそうだ。

かなり系統だった研究の跡が見られる所から、単にコレクションを並べただけの所とか、特色・温度差はいろいろだけど、ここ『性神の館』は、 2代目館長の大岡さんがこうした取り組みに熱心な人で、今も国内外へ視察収集に出かけたりして質の高い展示を誇っている。
この館がオープンしたのは、大岡さんの父親の代で昭和50年と決して早くはないけれど、4代前が江戸末期から明治にかけての襖の絵師だったそうで、 性に纏わるものを集めては秘蔵していたみたいで、代々その血が受け継がれてか今日の見事なコレクションの数々となったようだ。
館内はテーマごとに整理されている。
第一のテーマが「あなたの地元の面白い祭りやご利益の有る見所」。
それから「海外」「江戸時代の浮世絵と大奥秘蔵の秘具」「動物の性器」「明治・大正の収集品」「中国・韓国・朝鮮の春画」「江戸〜大人の玩具の歴史」「体位の数々」と順に続いていって、
館長の大岡さんが面白おかしく一緒に回って説明してくれる。
こうした貴重なコレクションこそ日本民族が本来誇らなければいけない宝だと思うんだけど、それはともかく興味本位でもいいからぜひ一度は覗いてもらいたいものだ。